建仁寺の荷担
2010年 04月 21日
とともに、もう一方で、建仁寺の荷担もありました。
建仁寺の荷担は、開山である栄西禅師の降誕を
祝した有名な「四つ頭茶礼」の荷担であります。
同じ臨済宗門ということで、花園大学の茶道部に
依頼がきたようですが、その今年の茶道部の部長さんは、
昨年まで禅塾にいた、OBのS君。
そして、今年の禅塾生も数人茶道部に所属しています。
建仁寺さんには、禅塾生も色々お世話になっています。
毎年冬の駅伝ではタスキをかいてもらっていますね。
→ (昨年の冬の駅伝の様子)
実際の荷担の様子は、写真など残っていませんが、
表舞台の茶頭寮は、僧堂の雲水さんが務めていた
ようです。禅塾生や禅塾生OBらは、裏方である
受付、茶碗洗いや、お菓子の支度をしていたようです。
茶道をたしなむ人や、日本文化に造詣の深い人なら、
一度は訪れてみたいこの行事。
四つ頭茶礼の参加は、一般公募のチケットはなく、
招待客で占められるときいています。
だからこそ、こうした行事にお手伝いできることは、
なんと貴重な体験でしょうか。
これも宗門の持つ財産です。それを担う人材ということを
意識して、これからも勉学に励んでほしいものですね